ザ・ペニンシュラ東京

                         


◆デラックスキング(アップグレードされました)
【プラン】一休・〔優待料金〕スーペリアキング・シングルユース
【料金】64,680円(朝食付き)
【日時】2007年10月

☆シャワーブース…○
☆バスローブ…○
☆ターンダウン…○
☆LAN…無料
☆JALマイル…○
     

 「2007年問題」というのが、2001,2年頃よりメディアを賑わせてきました。私も結構、この問題を興味深く見てきたつもりです。2007年春にリッツカールトン東京が六本木に、紅白歌合戦に例えれば(古!)白組のトリとして?開業、そして紅組のオオトリとして、美空ひばり級のザ・ペニンシュラ東京が日比谷に開業したわけです。
 リッツカールトンには興味をそそられなかったケイシーも(メディアに取り上げられすぎですね。TVカメラが入っちゃうとそれでわかった感じになり、泊まる気がしません)、ペニンシュラには何か感じるものがあります。
 夏のボーナスよりマンダリンオリエンタル東京に再泊するつもりで、キープしていたお金をペニンシュラに投入することにしました。マンダリンに空室がなく、いやあったとしても、去年に比べ、確実に1万円はアップしているのをみて、どうせなら、優待料金のうちペニンシュラに泊まっておこうと決断した訳です。

 いつもながら、公共交通機関を使ってのアプローチです。しかし、地下鉄日比谷駅の出口を出て、振り返ると、そこにホテルがそびえ立っているのです。全く便利ですね。エントランスの脇にはあの有名なロールスロイスがとまっています。ちょっと恥ずかしく撮影はしませんでした。
 
 さて、エントランスの外側には黒のスーツ姿の若いベルマン?が立っていて、「チェックインですか?」と声をかけてきて、荷物を持ってくれます。ペニンシュラでは回転ドアを主にしており、そこに白い制服姿の元気のない表情のドアガールがいます。この回転ドアが動きがのろくいらいらします。
 抜けると、ザ・ロビーです。ちょうど3時、そうアフタヌーンティーの時間です。ものすごい騒がしさです。両側にロビーの客を眺め、眺められながら、フロントに向かいます。
 
 え?狭い、小さい…フロントの後ろの壁を、有名な左官職人が手がけたと雑誌でみていて、もっと、天井に高さがあり壮大なものをイメージしたのですが、意外とこじんまりとしています。ただ、ロビーは天井が高くすばらしかったのですが…

 そして、フロントに並ぶ行列にびっくり。まるで銀行のATMに並ぶようです。1泊6万円を超えるホテルだから、座ってチェックインか、少なくても、順番が来るまで座って待つと思っていたのですが、違いました。そもそも、座る場所がほとんどありません。ロビーの中央に6,7人座るスペースがあるだけです。そこも離れているし、ホテル見学の人が座っていたりします。ただ、荷物は並んでいるときに、ベルボーイが持って行きますので、手ぶらで並べます。

 3人のスタッフでチェックインを対応しているのですが、コンシェルジェデスクもチェックインに対応して、やっと私の番です。30歳くらいの女性でした。朝食の説明があり、一休のホームページの説明ですと、ザ・ロビーでのアメリカンブレックファストとしか載っていなかったのですが、それに加え、地下のザ・ペニンシュラ・ブティック&カフェでコンチネンタルのセットを、2階のヘイフンテラスで洋食ブッフェもあるとのことでした。ブッフェは和食はあるのかと尋ねますと、はっきりありませんと答えます。(後で知りますが違っていました。)そして、「ヘイフンテラス」(中国料理レストラン)を間違えて「グリル」と呼んだり、ちょっと混乱しています。

 うれしいことに、スーペリアよりデラックスルームにアップグレードとなりました。その代わり9階と低層階でした。これはしょうがないですね。
 スーペリアルームが51uに対し、デラックスルームが54uで若干デラックスが広いですが、その差はドレッシングルームの広さだと思われますので、ベッドルームやバスルームは変わりないと思われます。

 部屋までの案内はそのフロントの女性がそのまましてくれます。カードキーではなく、シリンダーキーでした。エレベーターのパネルに穴があり挿入するとのことです。セキュリティーはばっちりです。荷物は後から、ベルボーイが運んでくれました。

 眺めは低層階の商業ビルヴューでした。これは私はそれほど気になりませんでいた。オフィスビルよりはましです。皇居に向かってほぼV字状の細長い台形ですので、先端にいくほど眺めがよくなります。(横浜インターコンに似ています。)それほど、高層のビルもないので、15階以上?だとビル越しに皇居が見えるのではないでしょうか?眺め重視の方はデラックスパークビューなら確実だと思われます。
 今回は底に近い側の部屋でした。

 しかし、客室が非日常の塊りで、眺めの悪さも吹っ飛びました。最近のホテルは表示面積ほど広く感じないのですが、ペニンシュラは表示どおり(以上)の広さを感じます。

信号をはさんだ向かい側より、撮影しました。右に別の建物が入ってしまいました。先端の中央部がへこんでいます。
同じく、信号をはさんだ向かい側よりエントランス付近を撮影しました。これでは、わかんないですよね。
夜です。ホテル全体がライトアップされています。
夜のメインエントランスです。
ドアの両側にライオンです。
車寄せの前に噴水があるのですが、うまく撮れませんでした。
ザ・ロビーです。エントランスより奥方向に向かって撮影しました。チェックインするときはロビーで飲食を楽しむ間をぬって、フロントに向かうわけです。フロントは左奥にあります。右側はサイドにある外部利用者用のエレベーター、裏エントランスに続いています。
逆に奥側より、エントランス方向を撮影しました。基本的に無料で座れるのが、赤い長椅子だけなんですね。
その長椅子です。4・5人座れます。これが向かい合わせにあります。これしかないのです。なので、これだけの高級ホテルなのに並んでチェックインするようになります。
非常に幻想的な天井です。
天井のサイドです。
変わったオブジェです。左奥の狭いスペースにフロントがあります。
宿泊者用のエレベーターの前です。奥側よりフロントに向かって撮影しました。フロントの前が狭いので、セキュリティ的には万全といえます。なおかつ、ルームキーを挿入しなければ、エレベーターが作動しません。
オブジェがあり、暗くて分かりにくいですが、その間にソファーがあります。無料で座れるスペースその2です。しかし、初めて利用するときは分かりませんし、フロントをすり抜けるには勇気が要ります。
チェックアウトの時、ここに座って同行者の手続きを待つ人がいましたね。
オブジェです。
エレベーターのキースロット?です。一番下の小さな穴です。カードキーではなく、先端がスティックタイプのキーなのでこうなります。
客室階のエレベーター前です。
廊下ですね。
奥のコーナールームと共用のドアが手前にあります。
キングサイズのベッドです。ベッドスローがあります。
(床面より)高いベッドでしたね。
特徴的なベッドボードです。和なデザインですね。
ベッドサイドテーブルも和風なデザインです。
電話と操作パネルです。かなり複雑なパネルですな。
サイドテーブルの引き出しに、朝食のルームサービスを頼む注文票がはいっています。
メモ帳です。
円筒状の読書灯です。
編み上げた感じのデザインの天井です。
アプローチ部分より窓方向を撮影しました。全面窓ではなく、中央に柱があります。左がベッド、右がリヴィングスペースです。
ちなみにカーテンは電動式です。ただし、遮光カーテンとレースのカーテンは同じボタンを使うので別々に操作できません。レースのカーテンが閉まってから、遮光カーテンが閉まります。開けるときは逆となります。ただし、窓の脇にもスイッチがあり、左右別々には操作出来ます。
広々ゆったりしたリヴィングスペースです。
クッションに手元を照らすスタンドがあります。
ガラスのテーブルです。下に外国雑誌やラグジュアリー系の情報誌があります。
一輪挿しです。花はありませんが…
民芸品調な灰皿です。マッチが横にあります。
ダイニングテーブルが窓際にあります。
テーブルはそれほど広くありません。
皿とナイフ・フォークがセッティングされています。
TVに向かって右側にデスクがありました。ソファータイプの椅子が重々しすぎますね。普通の椅子でよいです。また、照明が天井からのスポットライトのみなので、手元を照らすスタンドがあればよかったですね。
引き出しにレターセット等がはいっています。
LANケーブルですね。
電話、携帯電話もあります。
FAXがデスクの足元にありました。
インターネットラジオ、その他の操作パネルが右側にあります。外気温と風向きが表示されるのには驚きました。ここにあったかどうかはっきりしませんが、湿度の調節をするパネルもありました。
コンセント、各種端子が左サイドにあります。
中央にパイオニア製42型のプラズマTVがあります。
地デジ、BSデジタル、MXTV、Jスポーツ1等に対応しています。
また、5.1CHサラウンドを装備しているためか。低音に迫力があります。
上下スライド式になっています。スライドを閉じると天井のスポットライトが点灯します。
DVDプレイヤーももちろん常備されています。
コンセントや各種端子です。
オーディオ用の端子やメモリーカードのスロットなどがありました。ここまで揃えているとはびっくりです。当然iPOD用の端子もあるはずですが確認し忘れました。。

TV下のキャビネットになぜか予備の枕がありました。
和風なお茶セットです。
缶の中にティーバッグが入っていました。
上段にグラス各種がありました。アイスピールも…
グラスはワイン、オンザロック用、ノーマルタイプの3種でした。中型サイズのウォッカ等(2800円)がありました。そして下段には…
ラヴァッツア製のエスプレッソマシーンです。それにしても、部屋にエスプレッソマシーンを置いてあるとは…私はエスプレッソマシーンなど使ったことがありませんので戸惑いました。。一応文字の説明はあるのですが。図入りでないとわかりませんよ。なお、電気ポットがなく、白湯もマシンより淹れます。使いづらいこと。というか、どこからお湯がでてくるかわかりませんでした。斜めになっている棒状のところから出るのですが、何の説明もありません。下手するとやけどするところでした。
コーヒーカップに砂糖、ミルク等です。左側のアルミ製の袋の中にエスプレッソ用の粉が詰まったものが、エスプレッソ用とノーマル用と二つづつはいっていました。右側の引き出しにナプキン等がはいっていました。紅茶、ジャスミンティーもありました。
左側の引き出しにスナック等があったと思うのですが、撮りもれてしまいました。
冷蔵庫です。缶ビールが900円、ハーフボトルシャンパン5500円、ハーフ白ワイン4500円、ソフトドリンクが400〜700円でした。
瓶のジュースの容器が変わっています。
ベッドルームとアプローチ部の間にある天然木風?のスライド式ドアです。
閉ざすとこうなります。
そういえば、最近のホテルでは珍しくフローリング部分が全くなく、この朱色?なカーペットが敷かれていました。
昔ながらのシリンダー風のキーです。

 

ターンダウン後のベッドです。ベッドスローをとります。
かなり大きいフットマットをサイドに敷きます。
ベッドサイドテーブルにグラスとミネラルウォーターをセットします。TVのリモコンと朝食のルームサービスの注文票も置きます。
 ちなみにミネラルウォーターは、もともと部屋に置いてありませんので、ターンダウンまで無料のものは利用出来ません。
夜はこんな感じです。
天井も幻想的な間接照明です。
窓の間の柱にはオブジェがあります。

 



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